分散並列マシンCenju-3における仮想共有メモリ実現方式について
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概要
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Cenju-3はプロセッシングエレメント(PE)としてRISCプロセッサVR44O0を用い、各PEを独自設計のネットワークハードウェアで結合した分メモリ型並列マシンである。そのOSであるCenju-3OSでは、柔軟なプログラミング環境を提供するために、『仮想共有メモリ方式』と呼ぶ、他PE上のローカルメモリへの透過的なアクセスを可能とするメモリ管理方式をサポートしている。本稿では、このような仮想共有メモリ方式をCenju-3OS 上で実現するために採用した、PE(VR4400)の例外処理に関する特徴を活かした実装手法等についての説明を行なう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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