対象システムと独立したプロセスによるヘルプ機能の実現
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概要
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現在ヘルプ機能の多くは、対象システムに組み込まれているためヘルプ内容が固定化されている。しかし学校の演習などでこれを用い、学生の意見を聞いた後、より使いやすいように教師がヘルプ機能を修正したい場合、組み込み型ではヘルプ部分がシステム本体のプログラムと深く依存するため修正することは困難である。そこで本稿ではマルチタスク環境を利用し、ヘルプ機能を対象システムの外に出して、対象プロセスとヘルププロセスの間で情報をやりとりをしながらその場に応じたヘルプ情報を提供するという、対象システムと独立したヘルプシステムの構築を目指す。こうするとヘルプシステムだけに注目してヘルプ内容を追加変更することができるため、修正しやすく、その結果内容が固定化しない柔軟性のあるヘルプシステムになる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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