自然言語処理システムにおける出力信頼度の自動評価
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概要
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既存の技術による自然言語処理システムの精度は,実用的に充分な高さには達しておらず,システムの出力には正しいものと誤りを含むものが混在している.そのため,ユーザがシステムを利用する際には,出力結果が正しいかどうかをまず判断する必要があり,この判断作業が,自然言語処理システムの生産性を下げる一因となっている.本稿では,出力結果の信頼性をシステムで自動的に判定する手法を提案し,実際の自然言語処理システムにおける実験結果を通じて,その有効性を示す.具体的には,自然言語処処理システムとして機械翻訳システムを取り上げ,本手法により算出したシステム翻訳結果の信頼度と,人間による評価結果とを比較する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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