対話的マッピングコーディネーション方式
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概要
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テクスチャマッピング法は、物体の形状の表面にあらかじめ定義したテクスチャ画像を張り付けて画像を生成する手法である。単純な形状の物体に複雑な質感やディテールを表現したテクスチャ画像を張り付けることにより、リアリティの高い画像を生成することができる。テクスチャマッピング法では、テクスチャと物体表面との対応付け(マッピングコーディネーション)を定義する必要がある。従来、この定義はテクスチャマッピングの対象となる領域の全域に対して、あらかじめ定めた関数等を一括して適用する手法が一般的に用いられてきた。しかし、任意形状にあらかじめ用意したテクスチャ画像をマッピングする場合、両者は互いに対応することを想定されていないために、従来の手法では物体表面の細部に渡って制作者の意図した対応付けを行うことが難しい。本稿では、物体表面に対応するテクスチャ画像の座標値(マッピング座標値)を局所的に変更して、マッピングコーディネーションを対話的に行う手法について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-09-27
著者
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