能動・受動の概念に基づく発話意図の推定と会話制御
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概要
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音声認識を使った会話型サービスを研究している。質問応答型会話でないユーザ主導の音声会話においては、ユーザの発話内容に応じた柔軟な応答や、サービスのためのユーザ発話の誘導、また、認識候補絞り込みのためのユーザの発話の予測が必要である。人間オペレータとユーザの会話から抽出したプロトコルに基づいて会話制御を行うことにより、ユーザの自由度の高い会話が実現可能と考えられる。電話取次会話を対象として、人間オペレータと発呼者の会話を分析した結果、各会話文の発話者の意図(発話意図)を能動的発話と受動的発話の2種類に分けてモデル化することにより、会話シーケンスを簡潔に表現し得ることが分かった。ここではそのモデル化の方法と、それに基づく会話制御の方法を提案する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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