故障診断ドメインシェルを用いた故障率と構造重要度の計算方法
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概要
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故障診断ドメインシェルFINDS(Fault IsolatioN Domain Shell)の一環として、AND/OR木構造の獲得及びそれを利用した故障診断について、先に報告した。FINDSで獲得したABD/OR木構造知識はFTA(故障木解析)で用いる故障木としても使用できる。FTAは以下の機能を必要とする。(1)故障木を作成する。(2)トップ事象の最小カットセットを求める。(3)故障率、重要度の評価と診断を行う。故障木の作成はABD/OR木構造知識の獲得の問題である。最小カットセットを求める方法に関しては、その効率が問題とされ、既に多くの報告が成されている。ここでは、故障診断ドメインシェルを用いて、故障木知識の獲得から解析までを一貫して行うFTAの中で、特に最小カットセットから故障率、構造重要度を求める方法を述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
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