知識表現システムKBUS : データベース統合化のための一構造
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
現在までに様々な知識表現システム(KBS)とデータベース(DB)を統合化するための試みが行われてきた[KE,OO]そこでは,開発されるシステムの目的に応じ,データベース管理システム(DBMS)の拡張,DBMSとKBSとのインタフェースを提供する方法などが種々提案されている.DBMSおよびデータモデルの拡張では,データの記述能力を豊かにすることが可能であるが,具体的なシステムの開発方法について今後の課題は多い[KI].また,後者のアプローチでは,インタフェースとなるシステムの構成要素(例えば,DB言語,データ構造の変換など)の充実が図られていなければならない.我々は,知識表現システムKBUS(Know ledge-based System Building System)の開発を進めてきた[IA].KBUSは構成要素としてプロダクションシステム(PS)PKBUS[IB],フレーム型システムFKBUSより成り,関係型DBMS(RDBMS)とのインタフェースを備えている.このインタフェースの一部分はFKBUSにより記述されている.なお,本システムでは, RDBMSとしてInformix[AS]を用いている.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-03-14
著者
関連論文
- フレーム型データ構造の一論理的記述について
- 論理言語による異種DBSの統合化について
- 知識表現システムKBUS : データベース統合化のための一構造
- フレーム型知識表現による関係データベースの記述に対する検討
- フレーム型知識表現システムFKBUSにおけるデータベースの統合利用について
- データベース結合のためのフレーム型知識表現システムFKBUSについて
- レファレンスデータベース利用のための知識表現について
- フレーム型知識表現システムZEROにおける付加手続きとしてのProlog