RISCプロセッサ向け最適化コンパイラの構成要件
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概要
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昨今のダウンサイジングの流れの中で,ワークステーションのCPU性能は上昇の一途を辿り,従来の汎用大型機の性能に匹敵するレベルに到達している.この流れの原動力としてマイクロプロセッサの進歩が挙げられる.特にRISCアーキテクチャの採用に始まるCPUの進歩が著しい.しかし,RISCアーキテクチャはコンパイラによる最適化を前提としているという特徴があり,ワークステーションの性能を向上させるためには,コンパイラの最適化能力を高めることが,極めて重要である.本稿では,RISCアーキテクチャの性能を十分に引き出す最適化機能を持ったコンパイラの構成要件を考察し,その評価結果を報告する.
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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