データベース管理システム「沙羅」の実現方式
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概要
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われわれは、マルチメディア処理を主な目標としたデータベース管理システム「沙羅」を開発中である。沙羅は基本のデータモデルとして、オブジェクト指向データモデルを採用し、「マルチクラスインスタンス」と呼ぶ一つのオブジェクトに複数の表現を結びつける機構を導入した。オブジェクト指向データモデルは、データ型の拡張性、カプセル化の機能、複合オブジェクトの表現といった点で、マルチメディア情報処理に適している。沙羅ではデータベースを可搬にすることと、カプセル化の機能をデータ独立に達成することもめざしている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
-
山川 利治
東京農工大学工学部電子情報工学科情報工学大講座
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石丸 知之
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
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植村 俊亮
東京農工大学
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石丸 知之
(株)東芝青梅工場
-
三堀 佐知子
東京農工大学 工学部 電子情報工学科
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