データベース論理設計支援系SEEDの拡張
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概要
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データベース論理設計支援システム『SEED』の機能を拡張して、多様な論理設計を可能にしたので報告する。『SEED』は、グラフィックディスプレイ上でグラフ構造に基づくスキーマを編集し、Codd の提唱した第3正規形を合成するシステムである。関数従属性(FD)のほかに、包含関係(ISA)を処理することができる。『SEED』の特徴は、「拡張可能なシステム」という点にある。これを拡張して第4正規形までの正規分解を可能とした。そのために不可欠な従属性として多値従属性(MVD)を追加した。『SEED』は、Armstorong の公理系を用いて関係を合成しているが、多値従属性に関しては、分解法を導入した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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