統合ストーレジ管理におけるボリューム選択方式
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概要
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大規模計算機システムにおいては、システム管理者は各種の記憶装置の容量、性能、信頼性等を考慮して、ファイルや記憶装置の運用管理を行っている。しかし、データの大量化や記憶階層の多様化により、人手による管理が困難になってきており、システムによる統合ストーレジ管理の要求が強まっている。統合ストーレジ管理では、ユーザが記憶装置の物理的な属性を意識しないですむように、物理ボリュームを抽象化した論理的な記憶装置をユーザに提供する。このため、システムがファイルを配置する物理ボリュームを選択する必要がある。本稿では、ファイルを物理ボリュームに配置する際に、ファイルの用途・種別に応じてスペースや入出力負荷を考慮するボリューム選択方式について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-01
著者
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金居 貞三郎
(株)日立製作所・システム開発研究所
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新村 義章
日立
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黒川 進
(株)日立製作所 ソフトウェア開発本部
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新村 義章
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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金居 貞三郎
(株)日立製作所 システム開発研究所
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