アスペクト遷移モデルの提案

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概要

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日本語におけるアクペクトとテンスの研究は意味的な解釈および形態論的な解釈に基づいて進められてきており、アスペクト補助詞との共起関係に基づいた種々の動詞分類が行われている。しかし、アスペクト補助詞の選択方法によっては同一の動詞が複数の分類のまたがる結果となったり、多次元的な分類になるなど統一的な分類がなされていない。また、アスペクトとテンスの分離が必ずしも明確でないなどの問題点がある。一方、英語においては形式意味論の立場かりらアスペクトとテンスの厳密な解釈が行われている。本論文では、モデル理論的意味論の立場からアスペクトクラスとアスペクト補助詞との共起が引き起こすアスペクト遷移を説明するアスペクト遷移モデルを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1993-03-01

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