キャッシュ付き磁気ディスク制御装置のマルチプロセッサ制御方式
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概要
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計算機システムに対する高速化のニーズに応えるため、磁気ディスクサブシステムでは、その制御装置内に半導体のキャッシュメモリを設けることにより、データアクセスの高速化を図っている。本報告で対象とする磁気ディスク制御装置は、キャッシュ機能として、従来のリード要求に対するキャッシュ機能にカロえ以下の機能を持つ。高速ライト機能:上位装置からのライトデータをキャッシュメモリとバッテリ電源によりバックアップされた半導体メモリの両方に記録する。これにより、ライトデータの信頼性を確保しつつキャッシュメモリによる入出力処理の高速化をライト処理に拡張することができる。自動2重書き機能:特に信頼性が要求されるデータを、2つの磁気ディスク装置に自動的に書き込む。上記機能を持つ磁気ディスク制御装置のプロセッサ構成と、その制御方式を開発したので以下に報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-09-04
著者
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