顔形グラフのソフト開発管理への適用
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概要
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ソフトウェア開発工程の状態を約50項目の観点から5段階で評価したデータがある。このデータを我々は1枚の評価表にまとめ、それぞれの開発元へフィードバックし,工程改善を促している。この評価表は、個々の評価項目の良し悪しはすぐ理解できるが、評価表全体の総合的な良し悪しが理解しにくいという問題点がある。そこで、我々はこのデータにH. Chernoffの考案した顔形グラフを適用し、総合的な評価ができるようにすることを試みた。本論では、5段階評価データのように良し悪しがはっきりしたデータに顔形グラフを適用して、データの特性を誰にでも分かり易く、また、できるだけ客観的に総合評価ができるようにするための1つの方法論について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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