重回帰分析による潜在バグの予測
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概要
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ソフトウェアの品質管理のひとつとして,バグ数の予測がある。「予測バグ数」を知ることによって,テスト工程において,これをひとつの指標とする事ができる。この「予測バグ数」を知る技術として,いくつか方法が考えられるが,我々は今回,重回帰分析を用いた。工程管理や予測を行う手法のひとつとして挙げられるこの重回帰分析は,複数の特性値間の関係を明らかにする手法である。この分析を行うことによって,バグ数の予測をすることができ,更に,どのような要因がバグの出現に影響しているかを知ることができる。この影響の大きい要因を管理することによって,バグの作り込みを最少に防ぐこともできる。そこで,ソフト開発時に取られているデータから,重回帰分析によるプログラムの潜在バグの予測を試みた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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