MD木を用いた建築CADのための3次元表示
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概要
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近年、建築図面を計算機上で設計・修正するCADシステムの開発が進められている。これらのシステムにおいて、いったん設計した構造を、ディスプレイ上で確認したりプロッタ出力を行なったりするためには、陰線消去機能が必要である。このためのアルゴリズムの一つに、稜線交差アルゴリズムがある。このとき、処理の高速化のためには、画面上での各物体の外接長方形同士の重なり判定等の幾何学的探索を高速に行なって稜線交差の判定対象を限定することが考えられる。本稿では幾何データの効率的管理・検索のためデータ構造であるMD木を用いて、交差判定処理を限定するための手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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