G4クラス3FAXのためのミクストモードデータエディターの実現方法

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概要

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ISDN(サービス総合ディジタル綱)の発達にともない、今後、ファクシミリは現在の主流機種であるG3機からG4機へ移行することが予想されている。G4ファクシミリは厳密には3つのクラスに分類することができる。現在一般にG4機と呼ばれているものは、この分類で述べればクラス1に相当する。これは従来のG3機と同様にイメージ情報のみを扱うものである。これに対してクラス2、クラス3機はイメージ情報の他にテキストをコード情報として扱うという機能を持つ(クラス2は受信のみ可)。このようにイメージ情報とコード情報を混在して扱うモードをミクストモードと呼び、これに関する標準勧告が1988年にCCITT(国際電信電話諮問委員会)によってなされている。今回我々はG4クラス3のミクストモードを扱うエディターと、それを送受信するためのシステムを開発した。本稿では、ミクストモード原稿作成の実現方法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-10-16

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