知識枠組みを用いたデータ知識獲得方式
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概要
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各種エキスパートシェルが実用システム開発に利用される現在,開発環境から構築方法論(特に知識獲得)にエキスパートシステム研究の中心が移っている。概念の整理を含む初期知識の獲得に対しては,ETSなどrating grid方式を採るツールが発表されている。また,知識の保守・洗練化には,MOREなどの,対話を行い,知識の追加・修正を誘導する方式がある。誘導の元になるのは,問題領域の知識の構造である。さらに,方法論を離れて,実際のエキスパートシステム開発のために,ドメインシェルが商品としても供給されている。実用システム開発の場合,初期知識獲得には,新しい構築方法論やそのツールを利用し始めているが,従来からあるインタビュー手法等を利用することも多く,知識洗練化以降の段階になって,各種ツールの方法論が有効となる。本論文では,電気系統故障診断の知識構造のうち系統構成機器データの枠組み(フレーム)に基づく知識保守・洗練化方式につき述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
-
田中 立二
東芝
-
山尾 雅利
(株)東芝東京システムセンター
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田中 立二
(株)東芝
-
石川 啓子
(株)東芝 重電技術研究所
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山尾 雅利
(株)東芝府中工場情報処理システム開発部
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山尾 雅利
(株)東芝府中工場
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石川 啓子
(株)東芝重電技術研究所
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田中 立二
(株)東芝重電技術研究所
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