発電プラントを対象としたソフトウェア開発支援システム : 設計仕様逆生成部の開発
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概要
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計算機の発達と応用システムの高度化に伴い、ソフトウェアの規模と複雑さは増すばかりである。発電分野のソフトウェア開発も例外ではなく、生産性の向上で急務となっている。発電制御計算機システムにおいては、設計仕様書としてIBD(Interlock Block Diagram)と呼ぶ制御ロジックを論理回路で表した図面を用いている。一方計算機制御を行う自動化システムに対してはプラント・テーブルと呼ぶ表形式のプログラムを用いている。両者間の変換は依然人手に頼っており、この部分の自動化が課題となっている。我々は、IBDとプラント・テーブル間の変換を計算機で支援するシステムの開発を進めており、今回プラント・テーブル(プログラム)からIBD(設計仕様)を逆生成するシステムを開発した。本論文ではその概要について報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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