既存業務ソフトのデータ構造に着目した業務オブジェクトモデル構築方式
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概要
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システムの保守コスト削減のため、既存ホスト資産のCSS環境へのダウンサイジングが進行中である。一方で、(1)保守性・再利用性が高いこと、(2)CSS環境を構築するPC/WSのOSやミドルウェアがオブジェクト指向化されてきていること、から既存ホスト資産のオブジェクト指向化技術への要求が高まっている。既存ホスト資産の再構築を効率化するためには、既存資産からの設計情報の抽出/再利用が重要である。文献[1]では、制御系システムを対象とし、既存資産から機能モデルを抽出することにより、オブジェクト指向化を支援している。本稿では、事務処理系システムを対象とし、既存業務ソフトのデータ構造に関する設計情報であるレコード定義に着目した、クラス構造やクラス間の関係を示す業務オブジェクトモデルの構築方式と支援ツールについて述べる。
- 1995-09-20
著者
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