C++言語向け母体理解支援ツールの開発(1) : ツール概要
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概要
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近年オブジェクト指向言語で記述されたソフトウェアを母体とする開発が増加している。筆者らは、この開発に必要な母体ソフトウエアの理解を支援する母体理解支援ツールを開発した。本ツールはC++のソースコードを静的に解析し、その情報を整理して解析情報リポジトリに保存する。その結果をもとに、母体理解作業に対応したドキュメントを生成する。ドキュメントは、クラス/メンバ関数に着目したプログラムの初期的な理解作業や、クラス/メンバ関数のプログラム内でのソースコードの変更による影響範囲の探索など、母体理解時の作業内容に応じて段階的に利用でき、これにより作業負荷が軽減できる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-20
著者
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坂本 俊行
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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梶原 茂喜
(株)日立製作所ソフトウェア開発本部
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佃 軍治
(株)日立製作所システム開発研究所
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江良 倫夫
日立東北ソフトウェア(株)
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木戸口 普方
日立東北ソフトウェア(株)
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梶原 茂喜
(株)日立製作所
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佃 軍治
(株)日立製作所
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