実行時情報に基づくWebアプリケーション可視化手法
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概要
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情報システム保守の効率化への関心は高まっている.本論文では,実行時情報に基づくWebアプリケーションの振る舞いを可視化する手法を提案する.提案手法の特徴は,HTTP GET/POST送信データ,アプリケーション・プログラムの呼出し,発行したSQL文の情報(=実行時情報)を,クライアントPCが送信したリクエストに紐付け可視化することである.提案手法に基づいてプロトタイプを作成し,実システムの保守現場を対象に実証評価を行った結果,システム保守のうち原因調査工程において工数を約46%削減する効果があることを確認したので報告する.
- 2012-07-12
著者
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