Octreeを用いた等濃度面抽出

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概要

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X線CTやMRIにより得られる人体の3次元データの等濃度面は,骨や筋肉,脂肪などの境界部分に対応する.ボリュームデータから正確な等値面形状を求める方法としてMarching Cubes法が提案されている.Marching Cubes法は,対象とする空間領域を均一な立方体に分割し,立方体内部にできる等濃度面を決定する方法である.しかし,3次元データが膨大となる場合,領域を均一な立方体に分割して等濃度面を抽出するため効率がよいとは言えない.そこで,3次元データを大きさの異なる不均一な立方体に分割しながら,等濃度面を決定する方法について検討する.不均一な立方体分割パターンはoctreeによって表せるため等濃度面抽出が効率化される.
一般社団法人情報処理学会の論文
1995-09-20

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