辞書先読み方式のかな漢字変換におけるメモリ利用効率に関する考察
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概要
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ワードプロセッサに代表されるOA機器の日本語入力では、かな漢字変換による文字入力が主流となっている。文字入力ではユーザに対する応答性の確保が重要課題となる。かな漢字変換の高速化については、辞書やアルゴリズムの改良等、いろいろ考えられるが、今回我々は、辞書先読み方式のかな漢字変換を考案し、ユーザの変換指示から結果表示までの高速化を図った。辞書先読み方式のかな漢字変換では、ユーザの文字と文字の入力の合間に、先行して辞書検索を行うことで、ユーザの変換指示から結果表示までの応答時間を短縮できる。しかし、辞書先読み方式を単純に適用すると、後で不要になる可能性のある単語でも、一旦辞書検索及び登録を行うため、メモリ使用量が増加するという問題が生じる。この問題を解消するために、我々は、一旦登録した単語が無意味となった場合に、その単語を削除する方法を開発し、メモリ使用量を削減した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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中島 晃
(株)日立製作所映像メディア研究所
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隈井 裕之
(株)日立製作所映像メディア研究所
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畑谷 茂樹
(株)日立製作所映像メディア研究所
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隈井 裕之
日立製作所
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中島 晃
(株)日立製作所マイクロエレクトロニクス機器開発研究所
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