ダイナミックステップ評価プログラム(PSPAD)
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概要
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ダイナミックステップ評価プログラム(PSPAD)は、実行された全命令等を格納した全トレースMTとシステムの関数情報等を入力して、システムプログラム〜アプリケーションプログラムまでのダイナミックステップ数(以下DSと略記)を評価するプログラムである。NTTでは、従来より、システムプログラム等のDSを評価するツールとして、SPADを開発し使用している。該プログラムは、上記のPSPADと同等の情報を入力とし、主に、以下を解析するプログラムである。(1)スーパバイザコール(SVC):ルーチンのDS等の編集出力(タスク毎,非タスク毎,合計)(2)プログラムのセクション:(C言語の関数に相当)毎のDS等の編集出力(〃)(3)セクション毎のコール・コールドのネスト:(階層)図とその走行step数の編集出力。当PSPADでは、次の(1)〜(7)等の改善を行い、性能解析等の容易性の大幅な向上を実現した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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