意図を表す言語形式の語用論的制約について
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概要
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日本語発話について、意図抽出の手がかりとなる言語形式を整理した。意図を表す言語形式は、統辞論的な相互承接の制約とともに、語用論的な承接制約、共起制約を受ける。これらの制約により意図の曖昧性が排除でき、意図の強さが同定できる。問い合わせ会話で多用される「要求」の発話を例に説明する。意図を考慮した対話の翻訳に利用することを目的としている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
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