構造マッチングによる記号認識の一手法 : 地図記号を対象とした手法

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
各種設計図面や地図図形を計算機により自動認識する技術が、図形データの計算機入力コストを下げる目的で研究されている。その図形認識技術の中で、記号認識は重要な技術である。現在、記号認識のために採られている手法のほとんどは入力図からの記号領域切り出し処理と、記号認識処理が別の処理になっている。しかし、地図のように、描かれている要素が多く、記号が他の線と密に交錯する場合には、記号領域の切り出しが困難で、記号認識ができない問題がある。そこで、我々は、記号領域の切り出し処理を必要としない認識手法を開発したので報告する。この手法は、入力図を芯線化処理して得た図形構造化データに対して、試行錯誤的探索処理を行うものである。
一般社団法人情報処理学会の論文
1989-03-15

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク