電子ファイルシステムの基本設計
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概要
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弊社における電子ファイルシステムは、高速なネットワークと検索装置を内部に組み込んだ独自アーキテクチャの管理装置を導入することにより他社よりも高速なシステムを提供してきた。しかしながら最近の技術動向を見ると、TPDDI,100M Ethernetなど、高速なネットワーク装置が実用段階に入ってきており、独自アーキテクチャの利点が少なくなりつつある。そこで、我々は、技術の進歩に即したバージョンアップが比較的簡単に実現できるように、ワークステーションやパソコンなどの汎用品で構築される電子ファイルシステムを開発することにした。このシステムでは、従来よりも高速な電子ファイルシステムを実現するために高速ネットワーク装置とキャッシュを導入している。本稿では現在、開発中の電子ファイルシステムの基本設計について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
-
篠原 弘樹
松下電器産業株式会社
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田中 伸明
松下電器産業(株)マルチメディアシステム研究所
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竹下 和徳
松下電器産業(株)マルチメディアシステム研究所
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秦 務
松下電器産業(株)マルチメディアシステム研究所
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P.K シンハ
松下電器産業(株)マルチメディアシステム研究所
-
篠原 弘樹
松下電器産業(株)マルチメディアシステム研究所
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