BUDにおける言語習得の過度の一般化の取り扱いについて : went-goed-went問題
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概要
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われわれは、幼児の母語習得に関して、Chomsky派の主張する普遍文法のような言語知識を生得的とはせず、問題解決能力を生得的とする立場で、モデルBUDを作り、それに基づき、シミュレーション・プログラムを製作中である。BUDは、どの言語でも、その言語のサンプルを入力として与えられれば、与えられた言語の構造を習得することを目指しているが、本稿で用いる例は、すべて英語である。また、BUDでは初期状態として、具体的な動作を表わす基本的な単語は知っているが成人文法でいう単語の範疇は全く知らない。初期状態についての詳しい議論は[2]を参照のこと。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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