共起関係による形容詞の分析
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概要
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著者らは、概念体系辞書を開発している。概念体系は品詞に依存しないが、品詞体系が対応する傾向にあるのも事実である。よって、形容詞と他の語との共起関係に着目して、その共起関係のパターンから、形容詞的概念の体系化をボトム・アップ的に試みている。(他の品詞的概念については、別途、試作中である。)先ず、実際の文中での形容詞の係り先の単語を抽出し、次にこのデータをもとにして係り先を上位概念に置き換えた。最後に、計算機でソート処理して、形容詞的概念をパターン分類して体系化する。今回は、係り先を上位概念で置き換えたところまでを報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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泉 佑二
株式会社日本電子化辞書研究所
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荻野 孝野
(株)日本電子化辞書研究所
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横田 英司
(株)日本電子化辞書研究所
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中原 賞子
(株)日本電子化辞書研究所
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前葉 玉緒
(株)日本電子化辞書研究所
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泉 佑二
(株)日本電子化辞書研究所
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小宮山 由香
(株)日本電子化辞書研究所
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