共起関係に着目した動詞分析について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究の主たる目的は、文内における動詞と他の単語との共起関係に着目して、動詞の概念分類のためのパターンを抽出しようとするものである。著者らは、具体的に単語を三つの要素(関係子、意味情報、格表示)で記述した後、記述された種々の組み合わせでソートし、様々な角度から検討している。今回は、この研究の記述状況、ソート内容について報告する。この研究は、EDR概念辞書開発における概念分類項目の設定や概念体系構築のために観念的な方法ではなくデータ依存型で検討及び検証を行っているものである。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
-
清野 正樹
松下電気産業株式会社
-
荻野 孝野
(株)日本電子化辞書研究所
-
前葉 玉緒
(株)日本電子化辞書研究所
-
山本 由紀雄
沖電気工業(株)関西総合研究所第一研究室
-
山本 由紀雄
(株)日本電子化辞書研究所
-
清野 正樹
(株)日本電子化辞書研究所
-
縄田 路子
(株)日本電子化辞書研究所
関連論文
- 「画像電子メール/掲示板システム」の開発(その4) : FAXメールエディタ
- 日本電子化辞書研究所における概念体系
- 共起関係による形容詞の分析
- 共起データを用いた単語の意味ネットワークの作成
- 訳文理解のための概念辞書の利用について
- 共起関係に着目した動詞分析について