視覚的対話型プログラミング環境
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概要
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現在の計算機は,ますますグラフィックを用いた実時間でのユーザインタフェースに依存するようになってきた。一方,ウインドウ,マウス,ポインタを用いたインタフェースは,従来の文字ベースのプログラミングに比べ,より難しくなっている。実際,デスクトップのプログラミングは,こういったインタフェースをもった最初のシステム以来大きな研究課題である。文字ベースのユーザインタフェースの領域では,Emacs[Stallman81]などのカスタマイズエディタの研究がユーザにあわせた環境を構築する手段として研究されてきている。しかし,グラフィックエディタでは,こうしたカスタマイズ可能なエディタはまだない。とくに,直接操作をもとにしたエディタでは,こうした試みはない。 問題は,直接操作をもとにしたプログラミングの方法とグラフィックプログラミングの方法の二つに分けられる。以下,ユーザインタフェースプログラミングとグラフィックプログラミングについて検討してみよう。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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美馬 義亮
日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所
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美馬 義亮
日本アイ・ビー・エム株式会社サイエンス・インスティチュート
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芝野 耕司
日本アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研究所
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芝野 耕司
日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所
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