熱回路解析用プリプロセッサの開発FEMモデルから集中定数系モデルへの変換
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概要
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熱回路解析ソフトウェアは一般的にモデルの作成,修正が容易に行え、直観的に理解しやすい長所がある。特に、放射が絡んだような系の熱解析においては、モデル化の容易さのためによく利用されている。しかしながら、有限要素法(FEM)による解析プログラムと比較して、熱回路解析ソフトウェアを使用する場合、回路定数つまり、キャパシタンス(C),コンダクタンス(G)の値をユーザ自身が計算しなければならない煩雑さがあり、熱回路解析ソフトウェア使用上の1つのネックとなっていた。今回、上記の問題点を解決するために、FEMのメッシュ・データから集中定数系回路定数データを自動創成するプリプロセッサを開発したので、以下に報告する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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