流れ解析の後処理方法 : 差分法から有限要素法へのデータ変換
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
流体の流れ解析を行う手段には.大きく分けて差分法と有限要素法がある。このうち差分法は,計算時間が短い,使用メモリが少ない,収束性の良い手法が開発されているなどの理由から.広く利用されている。しかし,十分な図形出力機能を備えているものが少なく,ポスト処理の充実が望まれている。一方,有限要素法は,従来より構造解析の分野で活用されてきたことから,高度な図形処理機能が整備されているソフトが多く,また汎用のポスト・プロセッサも,いろいろなものが用意されている。このことから,有限要素法系ソフトの豊富なポスト処理機能が利用できるよう,差分法のモデルと解析結果を有限要素法のデータ構造に変換し,汎用性のあるデータとして出力する,差分法のポスト処理プログラムを開発したので,以下に報告する。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1989-03-15
著者
関連論文
- 流れ解析の後処理方法 : 差分法から有限要素法へのデータ変換
- 熱回路解析用プリプロセッサの開発FEMモデルから集中定数系モデルへの変換
- 743 実験計画法を用いた設計上流段階の熱設計最適化
- 354 実験計画法を用いた設計上流段階の熱設計最適化
- 解説 要素部品の冷却検討としてシステムレベルへの反映に向けた解析事例を紹介 CAEを活用した液晶プロジェクタの熱設計事例 (特集1 2002年版 熱・サージ対策&解析実例集)
- 磁気モーメント法による磁界解析のためのポストプロセッサの開発
- 数値格子生成システムの開発