磁気モーメント法による磁界解析のためのポストプロセッサの開発
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概要
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従来、磁気モーメント法(境界要素法)による静磁界解析の結果を図形表示する場合、空間点の矢印表示は容易に可能であったが、磁束密度値の等磁場線表示などは特殊な処理を必要とした。当社においても、汎用の有限要素法用ポストプロセッサをポスト処理として使用するために、CAE共通ファイル(参考文献参照)を介してデータ変換をするプログラムを開発している(図1参照)。ただし、その方法は空間部も要素分割する必要がある。そこで、今回、空間磁界の等磁場線表示が空間を要素分割することなく簡易に行え、また入力データのチェック機能も含んだソフトウェアを開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1989-10-16
著者
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馬場 敦子
(株)東芝 総合情報システム部
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岡村 真貴子
(株)東芝総合情報システム部
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谷口 俊幸
(株)東芝 総合情報システム部
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古川 浩
(株)東芝 医用機器事業部
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谷口 俊幸
(株)東芝総合情報システム部
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古川 浩
(株)東芝 那須工場
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