3次元有限要素法解析結果可視化のための1手法
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概要
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計算機の能力の向上にともない、有限要素解析の対象領域の複雑化、3次元化が進んでいる一方で、これに対応して3次元空間における数値データの視覚化に関する研究も進められている。3次元差分法の解析結果からの等関数値曲面抽出では4面体格子法、3次元空間に分布したベクトルデータの可視化では空間を4面体格子に分割して流線抽出を行う手法等が報告されている。いずれの手法も3次元空間を4面体格子に分割することにより、空間内部における関数値の処理を単純化している。今回は、3次元有限要素(立体要素)により構成された空間を4面体格子(4面体1次要素)を用いて再構成する手法について述べる。また、有限要素法による3次元流体解析結果に対して本手法を適用して等関数値(圧力)曲面及び流線の抽出を行ない、その評価を行う。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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