FEP型校正支援システムの試作

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概要

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ワープロが普及し、パーソナルな環境で文書を作成するユーザが増えるとともに、文章を推敲/校正するシステムが重要視されてきている。校正支援システムは、独立のソフトやワープロソフトへのアドオン型ソフトとして提供されている。しかし、その機能や使い勝手が一般ユーザのニーズへ結びついておらず、本格的な普及には至っていない。そこで、一般ユーザ向け校正支援システムの新しいユーザインターフェースを考える必要がある。Windowsの仮名漢字変換IMEの結果を自動的に検査し、問題があれはユーザにリアルタイムで警告するFEP型の校正支援システムを試作した。問題がなければ通常の入力と変わらず、ユーザは検査が行われていることを意識する必要がない。検査機能は、形態素解析を利用した誤り検出、既存文書の類似文字列検索を利用した誤り検出、を実現した。
一般社団法人情報処理学会の論文
1996-03-06

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