食品中のチアミン,ヒドロキシエチルチアミンのポストカラム-高速液体クロマトグラフィーによる簡易定量法
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概要
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食品中のチアミンおよび HET 精製法であるパームチットカラム操作省略の可能性を検討した.未精製および精製試料液を用いポストカラム HPLC にて比較定量した.合わせてチアミンおよび HET を同時に再現性良く定量するために反応液濃度を NaOH 5%, K_3Fe(CN)_6 0.025%とした.この反応条件で,各種食品中のチアミンおよび HET 量はカラム精製の有無に関わらず良く一致することを明らかにした.また,未精製抽出液中の着色成分およびHPLC定量時にHET以降に検出される不要成分は,C_<18> Sep-pakカートリッジを用いて精製することで効果的に除去できることを確認した.
- 1994-07-25
著者
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