ビタミンDの生化学、栄養化学並びに比較生化学に関する研究

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概要

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• The biochemical, nutritional chemical and comparative biochemical studies on vitamin D were performed and the following results have been obtained. 1. Physiological activities of two kinds of novel vitamin D_3 derivatives, 22-oxa-1α,25(OH)_2D_3(OCT) and 2β-(3-hydroxy-propoxy)-1α,25(OH)_2D_3 (ED-71) have been studied. OCT, which has less calcemic and stronger cell differentiation activities than 1α,25(OH)_2D_3 was clarified to have the properties of weak binding affinity for vitamin D binding protein (DBP), rapid turn-over in the body and rapid excretion into bile. On the other hand, ED-71, which has stronger effects on intestinal calcium absorption and longer bone turn-over than 1α,25(OH)_2D_3 was clarified to have the properties of stronger binding affinity for DBP and longer half-life in blood than 1α,25(OH)_2D_3. 2. Assay of vitamin D in various kinds of Japanese foods revealed that fish generally contained high levels of vitamin D. 3. Assay of vitamin D and its metabolites in milk revealed that neither mother milk nor cow's milk contained enough amounts of vitamin D and its derivatives. 4. The origin of extremely high contents of vitamin D_3 in fish liver was confirmed to be a result of food chains originated from plankton. 5. The existence of 25-OH-D_3-1α-hydroxylase in the liver of fish was found. 6. Comparative studies on vitamin D metabolism in the liver and kidney of vertebrates (fish, amphibians, reptile and mammals) and fetal and mature rats support the thesis that ontogeny is a recapitulation of phylogeny.

• 日本ビタミン学会の論文
• 1998-06-25

著者

• 増田 園子

  北医療大・薬・衛生薬学

• 津川 尚子

  神戸薬大・衛生化学

• 岡野 登志夫

  神戸薬科大学衛生化学研究室

• 小林 正

  神戸薬科大学衛生化学研究室

• 増田 園子

  神戸薬科大学衛生化学研究室

• 竹内 敦子

  神戸薬科大学衛生化学研究室

• 津川 尚子

  神戸薬科大学衛生化学研究室

• 竹内 敦子

  神戸薬大衡生化学

• 竹内 敦子

  神戸薬科大学

• 増田 園子

  神戸薬科大学 衛化

• 岡野 登志夫

  神戸薬科大

• 津川 尚子

  神戸薬科大学・衛生化学

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