情報サービスの価格決定に関するゲーム論的考察
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概要
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インターネットの運営は顧客に対して公平に扱い、ネットワークにアクセスすることにのみ料金が課せられてき、そしてそれは爆発的な成長に貢献したが、遅れや損失に対しての不満が広がっている。それらがQuality of Service (QoS)の発達を促しているが違った質のサービスに対しては違った料金が課せられるべきである。そこでデータ転送に対する2つのタイプの要求、混雑に対する敏感さの違う場合を考え、3つのネットワークのモデルについて考察する。[FO98]では3つのネットワークの最低料金を比較した場合には、急激な成長をとげ、使用量が急増する状況においては3つのネットワークの料金はほとんど変わらず、その場合には単一型を選択すればより高いQoSを利用でき、料金体制も簡略化できるという結論に達していたが、果たして他の観点から解析した場合にも同様の結論に達するだろうか。本稿では、利益を最大化する場合と2つのネットワークが両立できるのかという点について解析をおこなった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1999-11-08
著者
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