6. 伝熱関係(1993年第38回ASME国際ガスタービン会議)
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概要
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伝熱関係では、ターボ機械とのジョイントセッションの分を含め、47編の論文が発表された。ここで発表された論文より、ガスタービンの伝熱研究の動向をまとめると、まずCFDをフイルム空気の混合、サーペンタイン流路、或はディスクキャビテー内の流動伝熱等、複雑な流れ場・伝熱の場に適用しょうする努力が見られる。一方、伝熱現象の把握と、伝熱データの高精度化については、従来通り進められている。また、冷却翼を設計する上で必要となる、翼先端のフイルム冷却、或は後縁のフィン付流路の熱伝熱率(以下αと記す)等、より実翼設計に必要なデータ取得を目的とした試験結果が報告された。計測技術では、液晶を用いたより精度の高い局所αを計測する手法、LIF利用による2次元表面温度分布の計測手法等新しい計測原理に基ずく計測手法、より精度の高い計測手法が引き続き熱心に開発されている。
- 社団法人日本ガスタービン学会の論文
- 1993-09-10
著者
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