放線菌によるメロンがんしゅ病 (新称) について
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概要
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In March 1982, pale brownish tumors, the size of which was around 2-15 mm were found on the roots of melon (root stock cultivar: Kenkyaku) growing in Kumamoto prefecture, Japan. The symptom resembled to that caused by nematodes. However, nematodes could not be found in the tumor and nematocide was not effective to control the disease. The tumors discolored to brow nor black with their development and the plants wilted in the day time and finally withered. A kind of bacterium was isolated from the surface-unsterilized tumors. The young root of melon artificially inoculated with the isolate produced tumors showing peculiar appearance. The causal pathogen was identified as a species belonging to Actinomycetales from the result of morphological observation. This is the first record of the disease of melon caused by Actinomycetales and the name "root tumor of melon" was proposed.
- 日本植物病理学会の論文
- 1987-10-25
著者
-
吉田 政博
九州東海大・農
-
小林 研三
九州東海大農
-
古賀 成司
九州東海大学農学部:(現)熊本病害虫防除所
-
吉田 政博
九州東海大農
-
中山 武則
熊本県庁経営普及課
-
古賀 成司
熊本県農業試験場
-
中山 武則
熊本県経常普及課
-
小林 研三
九州東海大学農学部:(現)熊本病害虫防除所
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