Pseudomonas cichorii の選択分離培地
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概要
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レタス腐敗病の病原細菌の一種である Ps. cichorii を土壌および被害残渣から分離するための選択分離培地を考案した。その組成は, KH_2PO_4 0.5g, Na_2HPO_4・12H_2O 3g, 酒石酸ソーダ 8g, (NH_4)_2SO_4 5g, MgSO_4・7H_2O 25mg, Na_2MoO_4・2H_2O 24mg, EDTA-Fe 10mg, L-シスチン50μg, メチルバイオレット 1mg, フェネチシリンカリウム 50mg, アンピシリンソーダ 10mg, セトリマイド 10mg, シクロヘキシミド 25mg, フェノールレッド 20mg, チウラム・ベノミル水和剤 100mg, テルル酸カリウム 25mg, 寒天 15g, 蒸留水 1lである。Ps. cichorii の本培地での集落形成率は King B 培地よりも高く, 酵母エキス加用普通寒天で分離される土壌細菌集落の 92.9〜99.9% が本培地では阻止された。
- 日本植物病理学会の論文
- 1982-09-25
著者
-
植松 勉
農研センター
-
大畑 貫一
農技研
-
植松 勉
熱帯農業研究センター
-
TAKATSU Armand
Depto. de Biologia Vegetal, Universidade de Brasilia
-
大畑 貫一
農業技術研究所
-
Takatsu Armand
Depto. De Biologia Vegetal Universidade De Brasilia
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