Banana bunchy top virusの病葉組織における抗原性保持の簡便法
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概要
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バナナに広く発生し, 大きな被害を起こしているBBTVはモノクローナル抗体を用いたELISAにより検定可能ではあるが, 罹病バナナの生葉検定では輸送により検出できなくなることがある。そこで, 長距離輸送後の病葉のELISA検定で検出できる保存方法について, 乾燥法, 処理温度等を検討した。バナナ葉組織を50℃で14〜16時間乾熱乾燥した後, 室温に置いても, -70℃で保存したものに比べてやや抗原性は低下するが, 検出可能であった。本法は簡便であり, 外国に病葉を送りBBTV検定をする場合には有用な方法である。
- 日本植物病理学会の論文
- 1998-02-25
著者
-
Ko W‐h
Department Of Plant Pathology Beaumont Agricultural Research Center University Of Hawaii At Manoa
-
Ko Wen-hsiung
Department Of Plant And Environmental Protection Sciences Beaumont Agricultural Research Center Univ
-
Wu Rey-yuh
Development Center For Biotechnology
-
Ko Wen-hsing
Department Of Plant Pathology Beaumont Agricultural Research Center University Of Hawaii
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