case文翻訳のための属性文法から動作ルーティンへの変換
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概要
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属性文法の記述を効率のよい動作ルーティンの記述に機械的に変換する方法を提案する.ここで用いる動作ルーティンは標準的なボトムアップ構文解析系を基礎としている.テープル型属性と呼ばれるある運の相続属性と合成属性の組の属性は,属性文法の記述中では,よく用いられている.いままで,このテーブル型属性を参照なすする意味関数を記述中に含む属性文法の記述を動作ルティンの記述に機械的に変換することはできなかった.この論文で提案する特殊整数版テーブル型属性除去法を導入することにより,いままでできなかった機械的変換可能がとなった.しかし,この変換法には厳しい制約条件があるが,既存の変換法と組み合わせることにより,制約が緩和される.この変換法の適用例として,C言語のswitch文の構文に似たcase文を4つ組コードに翻訳する属性文法の記述を動作ルーティンの記述に変換するさらに,その他の最適化技術を組み合わせて,属性文法の記述から効率のよい動作ルーティンの記述に変換する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1990-11-15
著者
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