ランダムグラフの閉路数に関する一考察
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概要
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本論はランダムグラフと閉路数の関係について考察する.ランダムグラフの性質は複雑で不明な点が多い.節と枝の接続関係が与えられた連結グラフの閉路数検出には,接続行列で求められる.しかし,ランダムグラフは生成されるまで接続関係が定まらず,ランダム枝集合より直接に閉路数の検出はできず,何らかの前処理が必要となる.したがって,本論では前処理の一手順として,ランダム枝の編集を行い,その枝編集より,すべての閉路数を検出した.また,本論はランダム枝の発生比率と閉路数の関係をシミュレーションし,発生比率が1.2%以上では,閉路数は指数関数的に増えてくることを示した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-05-15
著者
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