論理装置の汎用機能シミュレーションシステム-LFM
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概要
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近年, マイクロプログラム制御方式は, 広範囲の論理装置に用いられるようになった. LFM システムは, このような論理装置の機能を正確かつ簡潔な形で記述することを可能にし, そのまま機能シミュレータの入力となる言語である. 並列動作部分の記述が容易で, 時間関係を必要な精度で記述可能なこと, 機能を中心にした記述法, などの特徴を持っている. 本論文では, LFM言語の設計思想や記述法, および機能シミュレータとしての構成について述べた. 記述能力やシミュレーションの速度を, 2種類のマイクロプロセッサを例題として評価し, その結果, 種々の機能レベルで記述可能なこと, 論理設計援助のためのシミュレータとして, 充分な速度を有することが判明した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1979-05-15
著者
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