遺伝的アルゴリズムのスキーマ定理による解析 : 突然変異と交叉の役割(≤特集≥進化的計算)
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概要
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遺伝的アルゴリズム(GA)の成功にもかかわらず,その理論的基礎付けに関する研究は少ない.スキーマ定理はそれらの中で歴史も長く重要な理論であるが,有効性について様々な批判があり,多くの欠点が指摘されている.最近,我々は突然変異と交叉について厳密なスキーマの進化方程式を導出する方法を見出した.このことにより,突然変異と交叉によるスキーマの変化を理論的に調べることが可能となった.本論文では,線形の適応度を持つOne-Max問題を例にとり,選択の役割も加えたスキーマ理論の立場から進化の解析を行う.1次のスキーマについて厳密なスキーマ定理を導き,数値実験と比較する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-11-15
著者
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