遺伝的アルゴリズムにおける確率的揺らぎの効果(遺伝的アルゴリズム)
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概要
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与えられた問題に遺伝的アルゴリズム(GA)は適用する際,個体数Nは直感的に決められることが多い.小さなNを選んだ場合,計算コストは軽減されるが揺らぎの効果が顕著になる.揺らぎの効果の多くは,同一試行を繰り返し平均化を行えば0となる.しかし,効果の中には平均化をしても有限の寄与を与えるものがある.本報告では,積型適応度関数を用いて,平均操作後の平均適応度と個体数Nの関係を調べた.数値実験の結果,個体数が少なすぎると個体数を充分多くとった計算と比較して平均適応度の増加が遅れてしまう場合があることが分かった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2003-09-18
著者
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