577. 和歌山県産の糞化石について
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概要
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和歌山県西牟婁郡北部や田辺市東方に分布する牟婁層群分領山層(始新統?)および, 日高川層群福定層・会津川層(上部白亜系)より, 多くの不規則な形態をもつ団塊が発見される。これらは, その形態, 表面の模様, 産出状態, 同時に産出する生物起源の条痕(生痕など), および, すでに糞化石として記載されたものとの酷似などから, 海棲生物の糞化石と考えられる。これらの糞化石の起源生物の属種の決定はできなかったが, 他の地域から発見され, 記載された生痕化石などについて考察しながら, 和歌山県産糞化石の特徴的なものの記載をした。
- 日本古生物学会の論文
- 1971-04-20
著者
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畑井 小虎
Tohoku University
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畑井 小虎
Institute of Geology and Paleontology, Faculty of Science, Tohoku University
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小高 民夫
東北大
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小高 民夫
Institute of Geology and Paleontology, Faculty of Science, Tohoku University
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